
ChatGPTで論文要約する方法!メリットや要約のポイントも合わせて解説
「ChatGPTで論文要約をしたいけど、詳しい方法が分からない」
「ChatGPTで論文を要約するメリットってなに?」
「ChatGPTに出す指示を具体的に知りたい」
論文要約するにあたってChatGPTの使用を考えている場合、このような疑問や考えを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、ChatGPTで論文要約を行う手順やメリット、ChatGPTに指示を出す際に押さえておきたいポイントについて解説しています。
この記事を読めば、ChatGPTの基本的な使用方法や、指示の出し方についての知識が得られるため、スムーズに要約をすることができるでしょう。
ChatGPTを使った論文要約をお考えの方は、こちらの記事を読んでみてください。
目次[非表示]
- 1.ChatGPTによる論文要約とは
- 2.ChatGPTによる論文要約のメリット
- 3.ChatGPTで論文要約をする方法
- 3.1.論文の準備
- 3.2.ChatGPTへアクセス
- 3.3.論文要約のリクエスト
- 3.4.論文要約の詳細を指定
- 3.5.論文要約の生成と確認
- 4.ChatGPTで論文要約をする際のポイント
- 4.1.論文内容を理解する
- 4.2.具体的に指示をする
- 4.3.長い論文は分割する
- 4.4.ポイントを絞って要約する
- 5.論文要約はChatGPTで効率化しよう
ChatGPTによる論文要約とは
ChatGPTとは、アメリカのOpenAI社が開発した対話型AIサービスです。
このChatGPTに論文を読み取らせて指示を出すことで、論文の要約ができます。
ChatGPTによる論文要約は、膨大な文章の中から重要な情報を抽出できる点で、近年注目されています。
しかし、最新の情報に対応していなかったり、誤った要約を行ったりする可能性があるため、人の目で精査することが必要です。
ChatGPTによる論文要約のメリット
ChatGPTで論文要約を行う主なメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 要約にかける時間を短縮できる
- 他の論文との比較がしやすい
- 主観が入らない要約を得られる
- 専門用語を分かりやすい言葉にできる
- 英語の論文の要約、翻訳にも利用できる
- 人間が論文を読み、要点をまとめるには相応の時間がかかりますが、ChatGPTを使えば短時間で要約を済ませることが可能です。
また、ChatGPTに、他の論文との類似点や相違点の要約を指示することで、研究内容の比較がしやすくなります。
ChatGPTで論文要約をする方法
ChatGPTを利用するには、まずアカウントを作成する必要があります。OpenAIのウェブサイトにアクセスするか、ChatGPTのアプリをダウンロードして、アカウントを作成しておきましょう。
アカウント作成後、以下の手順を参考に論文要約を行いましょう。
論文の準備
まずは、要約したい論文を用意します。
ただし、用意した論文がPDF形式の場合は注意が必要です。無料版のChatGPTではPDFファイルの読み込みができないため、テキスト形式で準備する必要があります。
変換ツールなどを使ってPDFからテキストを抽出し、要約に必要な情報が含まれているか確認しておきましょう。
ChatGPTへアクセス
ChatGPTにアクセスし、ログインを行います。
ChatGPTの言語設定は英語がデフォルトとなっているため、必要であれば日本語に変更しましょう。以下は、パソコンでの変更手順です。
- ログインした状態で、画面上部にある自身のアカウント名をクリックする
- 「Settings」をクリックする
- 「General」をクリックする
- 「Language」の中から日本語を選び、クリックしウィンドウを閉じる
論文要約のリクエスト
プロンプト(AIとの対話におけるユーザー側の指示や質問)と論文のテキストを入力し、ChatGPTに要約を指示します。
英語の論文の場合は英語で要約される可能性があるため、プロンプトに「日本語で回答してください」などと追加しましょう。
論文要約の詳細を指定
より的確な要約を得たい場合は、プロンプトで要約の詳細を指定します。
下記の例のように、要約の長さや重視する項目などについて、具体的な指示を出しましょう。
- 要約の長さ:「以下の文章を、300文字以内で要約してください」
- 重視する項目:「研究方法と、その結果について要約してください」
- 文体:「フォーマルな文体で要約してください」
- 形式:「重要な項目の内容を、箇条書きで要約してください」
- 対象読者:「一般の人が理解できるよう、要約してください」
論文要約の生成と確認
ChatGPTが生成した要約が適切なものか、確認を行います。ChatGPTは情報の正誤を確認できないため、生成された要約が完璧とは限りません。
情報の誤りや欠落、偏った考え方などがないかチェックすることが重要です。
確認後、必要があれば自身で修正を加えるか、ChatGPTに修正を指示しましょう。
ChatGPTで論文要約をする際のポイント
ChatGPTで論文要約を行う際は、プロンプトの作成のしかたなど、いくつかのポイントがあります。
以下で解説するポイントを押さえることで、より希望に近い要約をChatGPTに生成させることが可能でしょう。
論文内容を理解する
論文は基本的に、序論、方法、結果、考察などのセクションで構成されています。
論文全体の適切な要約を得るためには、要約したい論文がどのような構造になっているかを把握し、各セクションの要約をChatGPTに指示すると良いでしょう。また、各セクションの主題や目的など大まかな内容についても把握しておくと、ChatGPTに適切な指示を出しやすくなります。
具体的に指示をする
希望通りの要約を得るには、抽象的な指示ではなく具体的な指示を出すことが重要です。
例えば「短く要約して」と指示するのではなく、「原文の30パーセント程度の長さに要約して」など、詳細な指示を出すことで、求めている要約が生成できるでしょう。
プロンプトを作成する際は、要約の長さや重視する項目、文体、形式、対象読者、言語などについて細かく含めましょう。
長い論文は分割する
ChatGPTは、一度に入力できる文字数に限りがあり、また、文章の量が膨大になると要約の質が落ちる可能性があります。そのため、長い論文を要約する際は、下記のような手順で要約すると良いでしょう。
- 論文を各セクションに分ける
- 各セクションの要約に合ったプロンプトを作成する
- ChatGPTにプロンプトとテキストを入力する
- 生成された要約を確認し、必要に応じて調整・再要約を行う
- 各セクションの要約をまとめ、論文全体の要約を作成する
ポイントを絞って要約する
核心を的確に捉えた論文要約を得るには、各セクション、または、要約したいセクションごとに、重要ポイントを簡潔にまとめるよう指示を出すと効果的です。
また、そこへ含んでほしい項目や情報を適宜示していくことも、精度の高い要約に繋がります。
最初に「次の点に注意して要約してください」などの一文を入れてから、下記のようなプロンプト例を記載するのが効果的です。
- 研究の目的、方法、結果、結論、研究課題について、重要ポイントを簡潔にまとめてください
- 「○○」、「△△」というキーワードを使ってください
なお、上記2点目のキーワードについては、論文に関する重要な単語を指します。
論文要約はChatGPTで効率化しよう
論文要約はChatGPTで行うことができます。
情報の正確性を確認する必要はありますが、効果的なプロンプトを使用することにより、短時間で有用な要約を得ることが可能です。
論文の要約にかける時間を短縮したい場合は、本記事で紹介した内容を押さえながら、ChatGPTを活用してみましょう。