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新しい学会の形!オンデマンド配信をするメリットと配信サービスをご紹介!

学会をオンデマンド配信で開催するメリットや、適切な動画配信サービスの選び方をご存じでしょうか。本記事では、おすすめの動画配信サービスと、効果的な配信形式のポイントをご紹介します。オンデマンド配信に興味がある研究者の方は、ぜひチェックしてみてください。


「学会をオンデマンド配信することが増えているけど、どんなメリットがあるの?」
 「オンデマンド配信する時の注意点にはなにがあるの?」
 「動画配信サービスはどれがよいの?」
 このように、オンデマンド配信で学会を開催しようと考えている研究者の方は、多くの疑問をお持ちではないでしょうか。


本記事では、オンデマンド配信することのメリット、注意事項、おすすめの動画配信サービスと使い分けについて紹介します。この記事を読むことで、動画配信サービスの特徴を理解し、自分にあったサービスを選べるようになります。


オンデマンド配信で学会を開催したいけれども、自分にあったサービスの選択で悩んでいる研究者の方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。




目次[非表示]

  1. 1.最近増えている学会のオンデマンド配信とは
  2. 2.学会の動画配信をする際には著作権に十分注意が必要
  3. 3.オンデマンド配信ならではのメリット
    1. 3.1.自分の興味のある発表を集中的に見られる
    2. 3.2.納得のいく発表を準備できる
    3. 3.3.ネット回線の不調によるトラブルが少ない
    4. 3.4.場所や時間に縛られない
  4. 4.オンデマンド配信におすすめの配信サービス3選
    1. 4.1.OneStream
    2. 4.2.YouTube
    3. 4.3.Zoomウェビナー
  5. 5.動画配信形式を使い分けるコツ
  6. 6.目的に応じて適切な方法で学会を成功させよう




最近増えている学会のオンデマンド配信とは


感染症対策として、オンライン学会が広く普及しました。
オンライン学会の映像配信方法には、好きな時に視聴できるオンデマンド配信があります。


オンデマンド配信には2種類に分けられます。1つ目は発表を事前に録画し、編集した動画を配信する方法です。2つ目は学会当日の発表を録画し、後日編集して配信する方法です。


オンデマンド配信のおかげで、視聴者は自分の都合に合わせて学会の内容を見られるようになりました。




学会の動画配信をする際には著作権に十分注意が必要


発表者が作成したスライドやポスター、発表の映像は、すべて発表者の著作物です。そのため、発表者の許可なく学会の内容をインターネットに公開することはできません。


インターネットで著作物を配信する権利を公衆送信権と言います。学会の発表をオンデマンドで配信する場合、主催者は発表者から公衆送信権の同意を得る必要があります。


また、主催者は事前に発表者に対して、著作物の利用に関する説明をし、オンラインや書面で同意を得ることも必要でしょう。


出典:公衆送信権等 著作権法 第二十三条|公益社団法人著作権情報センター




オンデマンド配信ならではのメリット


オンデマンド配信には、視聴者と発表者の双方にメリットがあります。


視聴者は自分の興味や都合に合わせて好きな時間に視聴できます。一方で、発表者は通信トラブルの心配をせずに、納得のいく発表動画を準備が可能です。

以下ではこれらのメリットについて、より詳しく解説していきます。



自分の興味のある発表を集中的に見られる

大規模な学会では興味がある発表が同時に行われた際に、発表を聞き逃してしまう可能性があります。しかし、オンデマンド配信であれば自分が関心のある発表を全て視聴できるため、学会から多くの知見を得られるでしょう。


さらにオンデマンド配信であれば、再生速度を調整して効率的に情報を得たり、難しい部分を繰り返し確認したりすることもできます。このように自分のペースで学びを深めることができるため、オンデマンド配信は視聴者にとって、メリットがあると言えるでしょう。



納得のいく発表を準備できる


発表者側のメリットとして、オンデマンド配信では、撮影した発表を見直し、必要に応じて撮り直しができるため、質の高い発表が可能です。


また、本番のプレッシャーから解放されるため、リラックスして臨めるのもよい点と言えます。時間をかけて改善を重ねることで、視聴者にとっても分かりやすく、充実した内容で発表が準備できるでしょう。



ネット回線の不調によるトラブルが少ない

ライブ配信では、ネット回線の接続がよくないと途中で映像が乱れたり、音声が途切れたりすることがあります。また、配信が乱れると視聴者に悪い印象を与え、発表の心象を損なう恐れがあるでしょう。


しかし、事前に収録した動画を使用するオンデマンド配信では、映像や音声が乱れる可能性は少ないとされています。


したがって、視聴者は安定した質の高い映像と音声で、発表を楽しめるでしょう。



場所や時間に縛られない

オンデマンド配信であれば、忙しい仕事や育児の合間に、自分のペースで学会に参加できます。遠方に住んでいても、移動や宿泊の手間を気にする必要がないでしょう。


また、学会シーズンによくある宿泊予約の困難さも回避できます。さらには会場の収容人数が制限されないため、場所取りも不要です。


場所や時間に縛られない新しい学会の形として、今後さらなる普及が期待されます。




オンデマンド配信におすすめの配信サービス3選


オンデマンド配信では、動画配信サービスを利用することが一般的です。


ここでは代表的な3つの動画配信サービスを紹介し、各サービスの特徴、メリット、デメリットについて解説します。

学会を配信する際に、適したサービスを選びたい方はぜひ、確認してみてください。



OneStream

OneStreamは、簡単に動画を配信できるサービスです。動画をアップロードしてURLを共有するだけで、会員登録したユーザーが視聴できます。
オンデマンド、擬似ライブ、ライブ配信に対応している点が特徴で、公開範囲や期間を限定することが可能です。また、視聴者の詳細なデータも取得できます。25GBまでの容量なら月額9,800円からとなります。

使いやすさと機能性を兼ね備え、ビジネスや教育分野で活用できるサービスです。

出典:OneStream【公式サイト】|株式会社ルートチーム



YouTube

YouTubeは、Googleアカウントがあれば無料で利用できます。世界中に多くのユーザーがいて、高画質、長時間の動画を楽しめるという特徴があります。


公開範囲を限定する機能もありますが、URLが分かれば誰でも視聴可能なため、機密情報の公開には向いていないという認識が必要です。また、ユーザーに対して宣伝・勧誘を強要するといった、営利目的の配信も禁じられています。

豊富なコンテンツと使いやすさで人気がありますが、プライバシーや著作権にも気をつけましょう。

出典:利用規約|Google LLC



Zoomウェビナー

Zoomウェビナーは、Zoomの機能を活用した動画配信サービスです。

ライブ配信を録画して、そのまま配信できる便利な機能があります。また、リアルタイムで投票やクイズなどのイベントが実施可能なため、視聴者との双方向コミュニケーションが期待できるでしょう。料金プランは、様々なプランが用意されています。


ただし、動画の編集機能がない点には注意が必要です。シンプルな操作性で簡単に配信できるのが大きな魅力でしょう。

出典:Zoom Webinarsでリーチを広げてつながろう|Zoom




動画配信形式を使い分けるコツ


即時性と双方向性が重要な場合は、ライブ配信が適していますが、運営する際の負担が大きい可能性があります。準備時間に余裕を持ちつつ、臨場感を出したい場合は、擬似ライブ配信が効果的です。


一方、参加者が多忙で学会開催期間に時間を確保できない場合は、オンデマンド配信が適しています。チャット機能などを活用すれば、視聴者と発表者の相互コミュニケーションが可能です。


学会の目的、参加者のニーズ、運営リソースを考慮することが、適切な配信形式を選択するコツでしょう。




目的に応じて適切な方法で学会を成功させよう


学会のオンデマンド配信は、視聴者と発表者の両方にメリットがあります。ただし、配信する内容の著作権の有無や、機密性が保持されるかどうかには注意しなければなりません。


本記事でおすすめした動画配信サービスの概要も参考にし、目的に合わせてサービスを選択しましょう。それらの機能を活用することで、有意義な学会を開催できます。


適切な動画配信サービスの選択・運用をすれば、自分のライフスタイルに合わせて学会を成功させられるでしょう。



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